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初公開作品も!岡山県岡山市 夢二郷土美術館本館 2025年秋の企画展「永遠なれ、夢二のミューズ」12月7日まで開催中!岡山県瀬戸内市 夢二郷土美術館 分館 少年山荘「更(ふ)けし秋の夜」と題した秋の企画展を12月14日まで開催中!

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岡山県岡山市 夢二郷土美術館本館 2025年秋の企画展「永遠なれ、夢二のミューズ」2025年12月7日まで開催中!

夢二郷土美術館本館(所在地:岡山県岡山市中区浜2-1-32、館長:小嶋光信、運営:公益財団法人両備文化振興財団|https://yumeji-art-museum.com/)では、2025年9月10日(水)~12月7日(日)の間、「永遠なれ、夢二のミューズ」と題した企画展を開催いたします。

本展のみどころ

「夢二式美人」と称される独特の美しい女性像で一世を風靡した竹久夢二(1884-1934)。夢二が追い求めた理想の女性像は母、姉、妻、恋人たちから生まれ、時代を追うごとに進化していきました。

本展では夢二の美人画に大きな影響を与えた女性たちを描いた作品などを展示し、絵画の中で永遠の存在となった夢二のミューズたちに焦点を当てます。なかでも、2024年6月から東京など5か所を巡回していた「生誕140年YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界」で注目された油彩画《アマリリス》をはじめ、夢二が「自分一生涯に於ける総くゝりの女だ。ミス・ニッポンだよ」と語った晩年の代表作《立田姫》、現存する油彩画のうち唯一外国人裸婦を描いた《西海岸の裸婦》など夢二郷土美術館所蔵の貴重な肉筆作品が約1年ぶりに里がえりして岡山でご覧いただけます。

アマリリス
セノオ楽譜〈アベ・マリア〉
ピクニックにて(婦人グラフ 第3巻第11号 口絵)

加えて夢二の最期を看取った医師で友人の正木不如丘に遺した外遊スケッチの中から、夢二式美人の新たな表現につながる作品を初公開いたします。

時代の流行をつくり出し、夢二が理想の表現を追い求めて描いたミューズたち。現代の私たちをも魅了する永遠の美をご堪能ください。

秋のいこい
新月
外遊スケッチ
遠山に寄す

夢二郷土美術館本館企画展「永遠なれ、夢二のミューズ」
会期:2025年9月10日(水)~12月7日(日)

主催:(公財)両備文化振興財団 夢二郷土美術館

場所:岡山市中区浜2-1-32

開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)

休館日:月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)、夢二生誕日のため9月16日(火)は開館、9月17日(水)は休館

入館料(税込):大人800円、中高大学生400円、小学生300円

※20名以上の団体は2割引、岡山県内の65歳以上の方は証明できるもののご提示で1割引。割引の併用は不可。

※ゆめびぃ会員は入館無料

作品点数:総点数118点(予定)

屏風作品4点、油彩画5点、スケッチ・水彩画等12点(内初公開5点)、日本画(軸)23点、日本画(額)11点、木版画6点、著作本装幀本 21点、楽譜6点、雑誌13点、その他17点

注目作品

竹久夢二《立田姫》 
1931(昭和6)年 紙本着色(二曲一隻) 121.2×97.5cm 夢二郷土美術館蔵

鮮やかな赤いきものを身にまとい富士山を背に立つ女性は、豊作を司る秋の女神「立田姫」です。本作は夢二の外遊告別展への出品作で、「自分一生涯における総くゝりの女だ。ミス・ニッポンだよ」(『書窓』第10巻5号より)と語った夢二の言葉からは強い思い入れが伺えます。《立田姫》は晩年に夢二が到達した理想の女性像であり、夢二式美人の集大成といえるでしょう。

立田姫

画賛は中国の詩人である杜甫(とほ)の「歳晏行(さいあんこう)」の一部の引用で、「軍食」を「常食」に置き換えています。「昨年は米が高く日常の食にも事欠き、今年は反対に米が安く農民は苦しい生活をしなければならない」という意味の詩で、貧しい農村の人々に共感する夢二のあたたかなまなざしを感じ取ることができます。

企画展関連イベント

【学芸員によるギャラリートーク】

日程:2025年9月14日(日)、10月18日(土)14:00~14:20

参加費:無料(※要入館料、ゆめびぃ会員様は無料です。)申込不要。

【夢二生誕日記念「オリジナル夢二絵はがきと和三盆プレゼント」】

本館、夢二生家記念館・少年山荘のご来館者全員にオリジナル絵はがきをプレゼント。あわせて本館のカフェ「art café夢二」、夢二生家記念館のカフェ「椿茶房」ご利用のみなさまには和三盆もプレゼント。

日程:2025年9月16日(火)

場所:夢二郷土美術館 本館、夢二生家記念館・少年山荘

【夢二生誕日記念コンサート“夢二 ハープのしらべ”】

日時:2025年9月16日(火)18:00~19:30(開場17:30)

タイムスケジュール:17:30~18:00 貸し切り鑑賞(※作品解説を18:00から行ないます)

18:30~19:30 ハープコンサート

会場:夢二郷土美術館 本館 展示室

定員:50名限定(要予約・先着順)

出演:ハーピスト 中野智香子氏

参加費(税込):3,500円、大学生以下は2,000円、ゆめびぃ会員は3,000円(入館料込)

お申込み先:夢二郷土美術館 本館まで(TEL、E-mail)

【夢二黑の助バス特別運行】

夢二生誕日9月16日(火)と11月8日(土)は、本館と夢二生家記念館・少年山荘をつなぐ夢二黑の助バスを貸切運行する解説付き日帰り特別鑑賞会を開催いたします。

9月16日(火)「黑の助バスで夢二生家へ‼夢二の生誕日を黒の助と祝う!学芸員による解説付き鑑賞会」


参加料金(税込):5,500円
定員:19名(先着順、定員になり次第受付終了)
ご予約方法:夢二郷土美術館 本館まで(Tel、E-mail)
 *参加者特典*

・学芸員による解説
・黑の助と写真がとれる撮影会
・黑の助グッズプレゼント
・カフェ「art café 夢二(本館)」、「椿茶房(分館)」100円引き券付き(ラストオーダー16時、翌日以降のご利用も可)

*夢二生誕日特典*
・同日開催の「夢二生誕日記念コンサート“夢二 ハープのしらべ”」のチケットが500円引きとなります。予約の際に「黑の助バス利用の特別鑑賞会参加」とお申し付けください。席に限りがあるため先着順となります(予約受付中)。

※運行スケジュールなどの詳細は、夢二郷土美術館HP(https://yumeji-art-museum.com/birthplace-memorial-musuem/kuronosuke_bus2025/)をご確認ください

11月8日(土)「「夢二黑の助バス」で夢二生家へ!夢二創作ダンスと夢二作品を館長と一緒に鑑賞する会(黑の助撮影会、おみやげ付き)」

概要とスケジュールは近日中に発表します。

【「夢二アンバサダー」とめぐるワクワク★夢二郷土美術館】
中学生以下のお子様は無料ご招待!

「夢二アンバサダー」となった活動3年以上のベテランこども学芸員さんが美術館をご案内します。

※日時はホームページやSNSで随時ご案内します。

申込:不要 参加費:無料(高校生以上は要入館料、ゆめびぃ会員様は無料)

イベントに関するお問い合わせ先

夢二郷土美術館 本館 〒703-8256 岡山市中区浜2-1-32
TEL:086-271-1000
Fax:086-271-1730
E-Mail:yumeji@gaea.ocn.ne.jp

※上記イベント等は状況により変更の可能性がございます。あらかじめご了承ください。

岡山県岡山市の【夢二郷土美術館 本館】に遊びに行こう!

夢二郷土美術館

【公式】岡山市の観光情報サイト OKAYAMA KANKO .net

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夢二生家記念館・少年山荘 2025年秋の展示「更(ふ)けし秋の夜」12月14日まで開催中!

夢二郷土美術館(所在地:岡山県岡山市中区浜2-1-32、館長:小嶋光信、運営:公益財団法人両備文化振興財団|https://yumeji-art-museum.com/)の分館「夢二生家記念館・少年山荘」(所在地:岡山県瀬戸内市邑久町本庄2000番1号)では、2025年9月2日(火)~12月14日(日)の間、「更(ふ)けし秋の夜」と題した秋の企画展を開催しております。

幾山河 越えさりゆかば寂しさの 果てなむ國ぞけふも旅ゆく 竹久夢二

秋の夜、耳をすますと夢二の時代とかわらぬ虫の音が聞こえてきます。

秋のひととき、夢二のふるさとで夢二の抒情を五感でご堪能ください。

見どころ

蔵を改装した展示室を有する夢二生家記念館では、子守歌の古謡を画賛に幼子の眠る姿を描いた枕屏風《ねたかねなんだか》(夢二生家では初公開)など、ふるさとをテーマに秋を感じられる夢二の作品を展示し、姉の名を書いた窓枠も残る竹久夢二のこども時代の部屋も公開しています。また「重陽の節句」にちなんだ特別展示もご覧いただけます。

少年山荘では人生・デザイン・音楽をテーマに作品を展示し、写真や遺品を通して夢二の人となりをご紹介。「婦人グラフ」や秋のお月見をイメージしたうさぎの描かれた「セノオ楽譜〈月光〉」などデザイナーとしての夢二の作品をセノオ楽譜収録の音楽を聴きながらご覧いただけます。

夢二が生まれ16歳までを過ごした築約250年の茅葺屋根の「夢二生家記念館」、夢二自ら設計したアトリエ兼住居を復元した「少年山荘」で夢二芸術の原点をご体感いただき滞在をお楽しみください。

宵待草に題す
セノオ楽譜〈汝が碧き眼を開け〉
秋の海〈「婦人グラフ」第3巻第9号表紙〉
秋の扇

夢二生家企画展「更(ふ)けし秋の夜」概要
会期 2025年9月2日(火)~12月14日(日)

主催:(公財)両備文化振興財団 夢二郷土美術館

場所:岡山県瀬戸内市邑久町本庄2000-1

開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)

休館日:月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)、夢二生誕日のため9月16日(火)は開館、9月17日(水)は休館

入館料(税込):大人600円、中高大学生250円、小学生200円

※20名以上の団体は2割引、岡山県内の65歳以上の方は証明できるもののご提示で1割引。割引の併用は不可。

※ゆめびぃ会員は入館無料 

作品点数:約50点

出品作品について

《ねたかねなんだか》(大正中期)41.3×135.2㎝ ※夢二生家記念館では初公開

本作は「枕屏風」と呼ばれる丈の低い屏風で、枕元に置かれ防風防寒の役割を担っていました。描かれる少女は柔らかな布団と枕で幸せそうに眠り、寝息が伝わってきそうです。

画賛には「ねたかねなんだか まくらにとへば まくらものゆた ねたとゆた」とありますが、夢二が各地の古謡を集めた著書『あやとりかけとり』(1922年)に「枕」と題してほぼ同じ内容で掲載されています。

ねたかねなんだか

夢二は同作を編纂するにあたり当時、忘れ去られようとしていた古謡を次世代の子どもたちに伝えたいという思いをもっていました。夢二がたびたび描いたこども絵は、今の私たちにも普遍的な優しさとノスタルジーを感じさせ、温かい気持ちにさせます。

夢二郷土美術館

企画展関連イベント

【夢二生誕日記念「オリジナル夢二絵はがきと和三盆プレゼント」】

本館、夢二生家記念館・少年山荘のご来館者全員にオリジナル絵はがきをプレゼント。あわせて本館のカフェ「art café夢二」、夢二生家記念館のカフェ「椿茶房」ご利用のみなさまには和三盆をプレゼント。

日程:2025年9月16日(火)

場所:夢二郷土美術館 本館、夢二生家記念館・少年山荘

【第15回「こども夢二新聞」作品展示】

「こども夢二新聞」にご応募いただいた作品の中から優秀な作品を表彰、展示します。

※表彰式は10月11日(土)に本館で行います。

日程:2025年10月11日(土)~10月26日(日)

場所:夢二郷土美術館 本館 第一展示室、夢二生家記念館 言葉の部屋

【重陽の節句】

会期 2025年10月下旬~11月中旬

日本の四季を感じる五節句を大切にしていた夢二。菊に長寿を願う重陽の節句を祝い、夢二が秋を描いた作品を特別展示。庭では地元の方々が丹精込めて育てられた菊花をお楽しみください。

重陽

【IPU・環太平洋大学ダンス部 公演“おもいびと-夢二、その抒情-”他】

第30回全日本高校大学ダンスフェスティバル特別賞受賞作品をご披露いただきます。

日時:2025年11月8日(土)11:00~11:30

会場:夢二生家前庭(雨天の場合 夢二生家記念館)※荒天時中止

当日は本館⇔夢二生家記念館・少年山荘をつなぐ「夢二黑の助バス」の特別運行があります。

詳細はHPで。

IPU・環太平洋大学ダンス部

【夢二黑の助バス特別運行】

夢二生誕日9月16日(火)と11月8日(土)は、本館と夢二生家記念館・少年山荘をつなぐ夢二黑の助バスを貸切運行する解説付き日帰り特別鑑賞会を開催いたします。

9月16日(火)「黑の助バスで夢二生家へ‼夢二の生誕日を黒の助と祝う!学芸員による解説付き鑑賞会」
参加料金(税込):5,500円
定員:19名(先着順、定員になり次第受付終了)
ご予約方法:夢二郷土美術館 本館まで(Tel、E-mail)
 *参加者特典*
・黑の助と写真がとれる撮影会
・黑の助グッズプレゼント
・カフェ「art café 夢二(本館)」、「椿茶房(分館)」100円引き券付き(ラストオーダー16時、翌日以降のご利用も可)

*夢二生誕日特典*
・同日開催の「夢二生誕日記念コンサート“夢二 ハープのしらべ”」のチケットが500円引きとなります。ただし、予約の際に「黑の助バス利用の特別鑑賞会参加」とお申し付けください。席に限りがあるため先着順となります(予約受付中)。

※運行スケジュールなどの詳細は、夢二郷土美術館HP(https://yumeji-art-museum.com/birthplace-memorial-musuem/kuronosuke_bus2025/)をご確認ください

※11月8日(土)開催「「夢二黑の助バス」で夢二生家へ!夢二創作ダンスと夢二作品を館長と一緒に鑑賞する会(黑の助撮影会、おみやげ付き)」の概要とスケジュールは近日中に発表します。

体験コーナー(随時) ※記載のないものは無料

【夢二の「言葉みくじ」と「恋みくじ」】

詩人画家、デザイナーとして活躍した夢二のことばとデザインが楽しめる限定おみくじです。家族、生活に関するものから恋に関するものまで、夢二の言葉が心に響きます。

料金(税込):1回100円 
場所:夢二生家記念館 言葉の部屋

【なりきり夢二フォトスポット】

夢二のアトリエで夢二風コスチュームを身に着けて夢二さんになりきって写真をとれます。

場所:少年山荘

【夢二消しゴムはんこでつくるオリジナルのハンカチ・ミニトートバッグ】

体験費(税込):ハンカチ330円、ミニトート550円 ※随時体験していただけます。(予約不要)

場所:少年山荘

【夢二色でお手紙を書きませんか】

夢二好みの色のペンや万年筆をお貸し出ししています。

場所:少年山荘

イベントに関するお問合せ先

夢二郷土美術館 夢二生家記念館・少年山荘
〒701-4214 岡山県瀬戸内市邑久町本庄2000-1
Tel.0869-22-0622 Fax.0869-24-8003

※掲載のイベント等は状況により変更の可能性がございます。あらかじめご了承ください。

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参照元:【岡山・夢二郷土美術館 本館】夢二式美人の新たな表現につながる作品を初公開 2025年秋の企画展「永遠なれ、夢二のミューズ」開催 | 両備ホールディングス株式会社のプレスリリース
【岡山・夢二郷土美術館】夢二生家記念館・少年山荘 2025年秋の展示「更(ふ)けし秋の夜」 | 両備ホールディングス株式会社のプレスリリース

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