お知らせ詳しく見る

東京都板橋区 近代化遺産を間近で体感!国史跡「陸軍板橋火薬製造所跡」2025年10月4日秋の特別一般公開!10月4日~11月30日「いたばし文化財ふれあいウィーク2025」やスタンプラリーも開催!

当ページのリンクには広告が含まれています。
目次

国史跡「陸軍板橋火薬製造所跡」2025年10月4日秋の特別一般公開!

「陸軍板橋火薬製造所跡」(板橋区加賀一丁目)は平成29年に国史跡に指定されました。板橋区は、近代化遺産を保存活用した都内初となる史跡公園として、「板橋区史跡公園(仮称)」の令和11年度のオープンに向けて整備を進めています。

史跡公園イメージパース

この度の一般公開は、「全国近代化遺産活用連絡協議会」と文化庁が実施している「近代化遺産全国一斉公開」の一環として行われるもの。我が国の近代化に貢献した近代化遺産の魅力を広く区民に伝えるとともに、史跡公園のオープンへの機運を醸成することがねらいです。

昨年度の一斉公開は、事前申込不要の自由見学形式として初めて開催し、総勢700名を超える方が見学に訪れるなど大盛況でした。今年度は公開時間を拡大し、学芸員による解説を行うとともに、区と「地域活性化等に関する包括連携協定」を締結しているご縁から、モスバーガーのキッチンカーが初登場。貴重な近代化遺産が、歴史好きの方も含めた多くの方の知的好奇心を刺激するとともに、親子やご家族でも気軽に楽しめるイベントとなっています。

昨年度の特別公開の様子
キッチンカーの登場でお腹も大満足間違いなし!

イベント概要

令和7年10月4日(土曜日) 午前10時から午後4時まで(最終入場は30分前まで)

東京都板橋区加賀一丁目7番(旧理化学研究所)、8番(旧野口研究所)

※事前申込は不要です。

※雨天の場合は中止(中止の場合は事前にホームページやSNSでお知らせします)

アクセス

  • 都営三田線「板橋区役所前」駅徒歩15分、「新板橋」駅徒歩10分
  • JR埼京線「十条」駅徒歩15分、「板橋」駅徒歩15分
  • 国際興業バス「東板橋体育館入口」徒歩5分

スケジュール

全体行程旧野口研究所旧理化学研究所
午前10時公開開始キッチンカー販売開始自由見学 解説ツアー①午前10時30分 解説ツアー③午後2時自由見学自由見学 解説ツアー②午前11時30分 解説ツアー④午後3時
午後4時公開終了※公開終了※

※最終入場は午後3時30分まで

国史跡にまつわる歴史

明治9年(1876)、加賀藩下屋敷平尾邸の跡地に、陸軍省が国内初の官営火薬工場として板橋火薬製造所を建設しました。

殖産興業政策の中で生まれた板橋火薬製造所は、終戦まで約70年間、火薬の生産、研究における中心的な役割を担いました。

敷地は50万㎡に拡大し、数百の建物・施設が存在していました。

戦後、火薬製造所が閉鎖されると、敷地は大蔵省の管理となり、民間企業の工場、学校、研究所(野口研究所、理化学研究所など)が入居しました。

近年、加賀地域では再開発事業が進み、戦前の遺構はわずかとなりましたが、歴史的建造物や遺構が残っていた加賀公園、旧野口研究所、旧理化学研究所の敷地が、平成29年(2017)国史跡に指定されました。

史跡は、国内でも珍しい火薬製造に関する近代化遺産として注目されています。

加賀公園
旧野口研究所
旧理化学研究所

近代化遺産全国一斉公開とは?

近代化遺産とは、幕末から第2次世界大戦期までの間に建設され、我が国の近代化に貢献した産業・交通・土木に係る建造物のこと。

全国一斉公開は、近代化遺産の魅力を体感し、日本の近代化の歩みを振り返るために、全国の近代化遺産を一斉に公開する事業で、毎年10月20日(近代化遺産の日)を中心に、全国近代化遺産活用連絡協議会と文化庁が実施しています。

担当部署

板橋区教育委員会事務局史跡公園担当課 03-3579-2664

通常非公開の文化財を特別公開も!江戸時代の人気日帰りスポット「板橋宿」のお寺巡り!「いたばし文化財ふれあいウィーク2025」を開催!10月4日~11月30日

板橋区は、令和7年10月4日から11月30日までの期間、「いたばし文化財ふれあいウィーク」を開催します。区民の方が文化財に親しみ、理解を深める機会として、毎年秋に通常非公開の文化財を特別公開します。

今回は、江戸から日帰りでき、多くの参詣客が訪れた「板橋宿」周辺のお寺に重点を置き、江戸時代の人々も目にした文化財を週替わりで公開します。中でも日曜寺は大河ドラマにも登場する政治家、松平定信筆の扁額があり、初公開の愛染曼荼羅は縦3m×横2mで、赤と金の華麗かつ精緻な彩りで、徳川将軍家一門の田安家が奉納した歴史的価値の高いものです。日曜寺公開日には、この曼荼羅の愛染明王の塗り絵を来場者特典として用意しています。

 また、赤塚地区では徳川将軍家の朱印状が伝わる松月院の寺宝館、上板橋地区では都内で初めて旧石器時代の石器が見つかった茂呂遺跡内部も特別公開します。さらに各文化財の公開日には、地元の歴史に詳しいボランティアガイドや学芸員が特徴や見どころを深くわかりやすく解説するので、どなたも楽しんでいただけます。

いたばし文化財ふれあいウィーク2025|板橋区公式ホームページ

その他

智清寺と日曜時は、来場者特典の配布を行います。

※無くなり次第、終了

【日曜寺】愛染曼荼羅

【智清寺】木下出世稲荷稲荷

電車に乗ってどこまでも!「板橋」を巡って集めるスタンプラリーを開催!10月1日~11月3日

スタンプラリー台紙イメージ①
スタンプラリー台紙イメージ②

板橋区は、鉄道4社局と共催で、令和7年10月1日(水)から令和7年11月3日(月・祝)までの期間に、区内7か所の「板橋」と名前に付く駅や日本で唯一、板橋区以外に「板橋」の名の駅がある箱根登山電車の「箱根板橋駅」等をめぐるスタンプラリーを実施します。

スタンプラリーの景品は、達成状況に応じて、4種類に分かれており、鉄道各社のオリジナルグッズや板橋区オリジナルグッズ等をご用意。

また、スタンプラリー設置場所の区内施設の一つである城北交通公園では、スタンプラリー開催期間中にあわせて、活躍中の鉄道おもちゃの特別展示等を実施します。

各駅・各施設にて、駅係員・区職員の手作りスタンプを集めながら、おとなから子どもまでお楽しみいただけるイベントとなっています。

【開催期間】

令和7年10月1日(水)から令和7年11月3日(月・祝)まで

鉄道4社局×板橋区の合同企画『7つの板橋駅スタンプラリー+1 エリア拡大完結版』|板橋区公式ホームページ

【スタンプ設置場所】

 東武鉄道(3駅):下板橋駅、中板橋駅、上板橋駅

 JR東日本(3駅):板橋駅、池袋駅(※)、巣鴨駅(※)

 東京都交通局(3駅):新板橋駅、板橋区役所前駅、板橋本町駅

 小田急箱根(1駅):箱根板橋駅

 板橋区(3施設):城北交通公園、植村冒険館、中央図書館

  ※池袋、巣鴨では、オリジナルスタンプの設置はなく、駅の常設スタンプのみ。

【スタンプラリー景品・配布場所】

景品配布場所
7つの板橋駅制覇賞3社局 車両ペーパークラフト東武鉄道3駅、JR板橋駅
板橋完全制覇賞りんりんGOペーパークラフト東武鉄道3駅
JR3駅制覇賞オリジナル缶バッチJR板橋駅
箱根板橋よくきたで賞オリジナルミニクリアファイル、箱根強羅公園招待券箱根登山線、風祭駅前えれんなごっそCAFE107

【主催・共催】

(鉄道事業者4社局+板橋区)東武鉄道株式会社東武池袋駅管区、東日本旅客鉄道株式会社首都圏本部、東京都交通局巣鴨駅務管区、株式会社小田急箱根(箱根登山電車)、板橋区

城北交通公園展示イメージ①(昨年実施の様子)
城北交通公園展示イメージ②(昨年実施の様子)
オリジナルスタンプイメージ

参照元:板橋区の近代化遺産を間近で体感!国史跡「陸軍板橋火薬製造所跡」秋の特別一般公開!~ すぐそばにある史跡 すぐそこにある不思議 ~ | 東京都板橋区のプレスリリース
「いたばし文化財ふれあいウィーク2025」を開催します~初公開!江戸時代の人気日帰りスポット「板橋宿」のお寺巡り!~ | 東京都板橋区のプレスリリース
【10月1日から11月3日まで】電車に乗ってどこまでも!「板橋」を巡って集めるスタンプラリーを開催 | 東京都板橋区のプレスリリース

目次