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奈良県の菊祭り(菊まつり)や菊花展6選!皇室の紋章や日本文化で特別視される菊のイベントをご紹介!-関西④

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国の重要な紋章に使われる菊の花

菊の御紋・十六葉八重表菊

菊花は皇室の紋章、警視庁の徽章、国会議員バッチ、パスポートの表紙、勲章などに使われおり、伝統的に国を代表する花の一つであると言えます。

なぜ菊花が国の重要な紋章に使われるのか。

なぜ日本において菊花が国の重要な紋章に使われるのかを調べたところ、鎌倉時代には後鳥羽上皇により皇室の紋章が菊花紋となったのがルーツと言われていると様々な個人サイトで解説されていました。

しかし、各省庁などの日本における政府機関の公式サイトにそのような見解の記載などはありませんでした。

菊の花は中国から渡来

文化庁の「皇室菊十六御紋銀盃三ッ重」の解説に文様の菊について記載がありました。

菊は「延命長寿」の霊薬として、奈良時代に中国から渡来し邪気を払う花とされる。

皇室菊十六御紋銀盃三ッ重 文化遺産オンライン

皇室とゆかりの深い観菊会

新宿御苑(環境省 新宿御苑管理事務所)のサイトに、下記記載があり、皇室と観菊会が深いゆかりがあることが伺えます。

菊花壇の歴史
日本に園芸品種の菊が渡来したのは、奈良時代末から平安時代はじめといわれています。その後、室町、江戸時代と発達をとげ、明治元(1868)年に菊が皇室の紋章に定められました。

明治11年(1878)、宮内省は皇室を中心として菊を鑑賞する初めての『菊花拝観』を赤坂の仮皇居で催しました。展示用の菊は、当初は赤坂離宮内で栽培されていましたが、明治37年(1904)より新宿御苑でも菊の栽培が始まりまし
た。そして昭和4年(1929)からは、観菊会も御苑で行われるようになりました。

菊花壇展|新宿御苑|国民公園|環境省

菊の花言葉

菊(キク)の花言葉は「信頼」「高貴」「高潔」「高尚」でその薬効と美しさからか「不老長寿」の象徴でもあったそうです。

菊(キク)の花言葉は?意味や由来、プレゼントにおすすめのシーンを紹介 | 花・花束を贈るフラワーギフト通販の【日比谷花壇】公式

葬儀の際に菊が仏花とされているのかも気になったので、調べてみました。

菊は長持ちすること、また白菊の花言葉が「誠実な心」「慕う」「ご冥福をお祈りします」であること、白は穢れがないことを表わすというような理由から選ばれることが多いようでした。

菊を栽培する愛好家が減少し菊まつりも減少

菊を栽培している愛好家が高齢となり、菊まつりの開催が危ぶまれているそうです。

ガーデニングがお好きな方は、菊を育ててみてはいかがでしょうか。

菊まつり(菊祭り)や菊花展とどこで開催しているの?

毎年、開催場所の会場が固定されているところもあれば、菊花展は毎年開催場所が異なる場合もあるようです。

最新情報を確認の上、お出かけください。

後醍醐天皇御霊殿 如意輪寺菊まつり【奈良県吉野町】

後醍醐天皇御霊殿こと如意輪寺では、後醍醐天皇の御生誕、11月2日をお祝いし、11月上旬~11月下旬ごろまで鉢植えの菊およそ、70鉢奉納展示し、後醍醐天皇御霊殿の御開帳し、御生誕の11月2日には本堂にて法要を行っているそうです。

詳細な開催日程は、奈良県観光公式サイト(祈りの回廊)のイベント情報や如意輪寺公式Instagram(nyoirinji)に掲載されます。

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施設情報:
如意輪寺|吉野郡吉野町吉野山にある南朝御歴代天皇の勅願寺
後醍醐天皇御霊殿|如意輪寺|吉野町|吉野路エリア|秘宝・秘仏 特別開帳|祈りの回廊 [奈良県 秘宝・秘仏特別開帳]
イベント・体験|奈良県観光[公式サイト] あをによし なら旅ネット


大神神社奉納菊花展【奈良県桜井市】

大神神社は、日本最古の神社とされ、後方にそびえる三輪山を御神体とし、縁結びに効くパワースポットとして親しまれているそうです。

10月上旬~11月下旬の七五三シーズンの到来と共に、大神神社の境内では奈良県菊花連盟の方々よりご奉納の菊花の展示が開催されるそうです。

詳細な開催日程は、公式ホームページの最新情報やInstagram(oomiwajinja.official)、X、奈良県観光公式サイトでお知らせされます。

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施設情報:
祈祷殿前にて10月9日~11月18日まで「第72回 菊花奉納展」を開催 | 大神神社(おおみわじんじゃ)
第72回 菊花奉納展|大神神社|奈良県観光[公式サイト] あをによし なら旅ネット|桜井市|山の辺・飛鳥・橿原・宇陀エリア|イベント・体験


橿原神宮 橿原菊花展【奈良県橿原市】

『古事記』『日本書紀』において初代天皇と伝えられる神武天皇と、皇后の媛蹈韛五十鈴媛命(ひめたたらいすずひめのみこと)をお祀りしている橿原神宮。

毎年10月中旬~11月中旬にかけて、菊花愛好者が丹精込めて育てあげた見事な菊花を橿原神宮内で展示します。

菊花品評会の出品は、総合花壇、3本立ち花壇、懸崖および盆栽、ダルマ花壇、福助、銘花などの部門で競われるそうです。

詳細な開催日程は、橿原市公式ホームページや橿原市観光協会Instagram(kashihara_tourism)で確認できます。

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施設情報:
橿原菊花展/橿原市公式ホームページ
橿原神宮 – 橿原神宮の公式ホームページです。
橿原市観光情報サイト


金剛寺 菊薬師会式【奈良県五條市】

西国薬師第九番霊場 ・関西花の寺二十三番霊場である花寺の金剛寺では、11月3日 「菊薬師会式」が開催されます。

「菊薬師会式」はお薬師さまが小菊で荘厳され、「善の綱」を通して、お薬師さまと結ばれ、「善の綱」健康や長寿、病気平癒を願って、薬師如来の右手とつながった善の綱をひいて頂くそうです。

「菊薬師会式」に伴い境内や庭園内に小菊の鉢植えが飾られます。

開花状況は、公式ホームページの「お花情報」で確認できます。

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施設情報:
歴史・文化財 | 関西花の寺|大和五條 金剛寺
お花情報 | 関西花の寺|大和五條 金剛寺


長谷寺 菊回廊【奈良県桜井市】

長谷寺は、真言宗豊山派の総本山であり、四季折々の花寺として親しまれています。

長谷寺では、10月上旬~12月上旬まで秋のイベント「菊回廊」を開催しており、嵐の坂といわれる境内の石段におよそ300鉢のさまざまな種類の菊の鉢植えを設置して、自由に見ることができるそうです。

詳細な開催日程は、公式ホームページの長谷寺便りやInstagram(hase_dera)、Facebookで確認できます。

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施設情報:
菊回廊と秋季寺宝展長谷寺便り|奈良大和路の花の御寺 総本山 長谷寺
長谷寺便り|奈良大和路の花の御寺 総本山 長谷寺


平城宮跡菊花大会【奈良県奈良市】

昭和50年の発掘調査により発見された、園池を中心とする奈良時代の庭園遺跡であり、日本古代の庭園の姿を伝える貴重な文化財である平城京左京三条二坊宮跡庭園。

古都奈良を彩る秋の行事として、10月中旬~11月中旬に平城京左京三条二坊宮跡庭園で日本の都として栄えた平城京の歴史の深さと菊の素晴らしさを伝える「平城宮跡菊花大会」を開催しているそうです。

詳細な開催日程は、奈良市ホームページや奈良市観光情報(奈良市観光戦略課)Instagram(naracity_tourism)で確認できます。

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施設情報:
第55回平城宮跡菊花大会を開催(平城京左京三条二坊宮跡庭園、10/19~11/16) – 観光 – 奈良市ホームページ(観光戦略課)

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